ハム大谷、OP戦先発も試合途中で雨天中止に 「いいところが全くなかった」
3回2死満塁のピンチで雨天中止に
日本ハムの大谷翔平投手が9日のDeNAとのオープン戦(鎌ヶ谷)で先発したが、3回の投球中に雨天中断。9分後に中止が決まった。最速149キロと本来のスピードも出せなかった。
試合開始直後から小雨が降る中でのマウンド。初回先頭・内村を四球で歩かせたものの、直球を140キロ中盤に抑え、何とかストライクゾーンにボールを集めた。1死一、三塁では筒香をフォークで遊飛、ロマックをフォークで見逃し三振に仕留めた。
2回はわずか5球で3者凡退。3回は先頭・高城の右前安打、内村の四球、筒香の振り逃げなどで2死満塁のピンチを招いたところで雨天中止となった。
記録には残らないものの、この日は2回2/3で43球、2奪三振2四球、2安打無失点、実戦4試合で計12回2/3で6安打無失点となった。それでも、大谷は「特に内容のないマウンドでした。いいところが全くなかった」と振り返った。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count