韓国からの米“逆輸入”目指した43発強打者、メジャー復帰ならずKT残留が決定
今季KBOで大活躍しメジャー復帰模索も…「KTウィズと再契約した」
韓国プロ野球で今季43本塁打を放ち、来季のメジャー復帰を模索していたスラッガーが、KTウィズと再契約したと地元記者が伝えている。
KTへの残留が決まったのは、メル・ロハスJr.外野手。2017年途中にKTに移籍した28歳は2年目の今季、打率.305、リーグ2位タイの43本塁打、同7位タイの114打点と大活躍。その才能を開花させた。
そして、今月中旬には米メディア「ジ・アスレチック」の名物記者、ケン・ローゼンタール氏がツイッターで「メル・ロハスJr.は今シーズンKBOで43本塁打、OPS(出塁率+長打率).980を記録し、MLBでプレーする場を求めている」とレポート。米球界から韓国球界を経て、再び米球界へと“逆輸入”された選手として、エリック・テームズ内野手(ブルワーズ)がいるが、ロハスが“第2のテームズ”となるか、注目されていた。
しかし、MLB公式サイトや「ジ・アスレチック」などに寄稿するキム・スンミン氏はこのたび、ツイッターで「ウィンターミーティングでメジャー契約を求めていたメル・ロハスJr.外野手が、2019年シーズンは韓国に復帰する。彼はKTウィズと160万ドル(約1億7640万円)で再契約した:年俸100万ドル(約1億1026万円)、契約金50万ドル(約5514万円)、出来高10万ドル(約1100万円)」とレポート。KTとの再契約が決まったことを伝えた。
さらに、韓国メディア「Naver Sports」も「『我々はメル・ロハスJr.と160万ドルで再契約をしました。契約金50万ドル、年俸100万ドル、出来高10万ドルとなっています』と、28日にKTが発表した」と伝えている。KBOでの実績を引き下げて米復帰を目指したロハスだったが、ひとまず来季も韓国でプレーすることになった。
(Full-Count編集部)