巨人・菅野、6回途中3失点も上々 最速150キロの直球を連発
開幕投手として期待される右腕
巨人で開幕投手と期待される菅野智之投手が12日、上々の仕上がりを見せた。
ロッテとのオープン戦(QVCマリン)に先発すると、初回2死一、二塁のピンチも角中を内角の直球で詰まらせ遊飛。2回も1死一、二塁とされたが、高浜を見逃し三振、中村を三飛に打ち取った。
3、4回と3者凡退。5回は2死から中村を四球で歩かせたが、捕手・小林が二盗を阻止してチェンジ。6回は1死一、三塁から角中の右犠飛で先制点を許し、井上の左翼線二塁打で2死二、三塁としたところで降板した。
2番手・公文が鈴木に2点内野安打を許し、5回2/3で97球、6奪三振2四球、6安打3失点。それでも、最速150キロの直球を連発させるなど、ボールに力があった。
昨季も防御率1.91ながらも、10勝11敗と勝ち星に恵まれなかったエース。あとは打線の奮起を待つだけだ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count