広島黒田、OP戦2度目の先発で6回2失点 日米通算200勝へ上々の仕上がり
6回に3連打で2失点も好投、200勝まであと7勝
広島の黒田博樹投手が13日、DeNA戦(福山)でオープン戦2度目の先発マウンドに上がり、6回6安打2失点2奪三振1四球と上々の投球を見せた。
黒田は初回、先頭の柴田にセンター前ヒットを浴びるも、続く荒波は二ゴロで併殺に仕留めた。ロペスにもレフト前に運ばれたが、筒香はレフトフライで3アウト。無失点スタートとなった。
2回はロマック、松本をいずれもスプリットで2者連続空振り三振。山下幸を一ゴロに打ち取った。3回は黒羽根を三ゴロ、倉本を二ゴロ、柴田を中飛。さらに、4回も荒波を遊ゴロ、ロペスを三ゴロ、筒香を遊飛と3イニング連続で3者凡退に抑えた。
5回は桑原を遊ゴロに仕留めて11人連続アウト。しかし、続く松本に右前打を許すと、2死二塁となってから黒羽根にレフトオーバーのタイムリーツーベースを浴びて先制点を奪われる。さらに、続く倉本にもライトへのタイムリーを打たれて2失点目。柴田にライト前に運ばれて3連打とされたが、二塁走者の倉本は本塁でタッチアウトとなった。
6回は簡単に2アウトを取るも、筒香にこの日初めての四球を与える。だが、最後は桑原をツーシームで三ゴロに打ち取り、82球でマウンドを降りた。
前回6日の西武戦では、左足に打球を受けて途中降板。しかし、その影響を全く感じさせない内容だった。これまで日本で114勝、メジャーで79勝を挙げ、日米通算200勝まで7勝と迫る41歳。大記録到達へ、安定感抜群の右腕が今年も順調に仕上げきている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count