ヘイグか、ドリスか…阪神の外国人枠争い激化、金本監督も「分からない」

ドリスが3者連続三振の快投、「抑えたことで自信になる」

 阪神の外国人枠争いが激しくなってきた。新助っ人のラファエル・ドリス投手が、13日の日本ハム戦(甲子園)で7回から救援登板。田中、大谷、中田から3者連続三振を奪う圧巻の投球内容で1回無安打無失点と好投を見せた。

 3人の好打者を抑えた右腕は「いい打者と対戦することは自分にとってもプラス。抑えたことで自信にもなる」と胸を張った。

 先頭の田中には150キロの直球で簡単に追い込むと、最後は135キロのフォークで空振り三振。続く大谷は143キロの内角高め直球で見逃し三振。そして日本代表の4番・中田に対してはスライダー、シュート、フォークと全て変化球で三球三振に抑える完璧な投球だった。

 熾烈な争いが続いているが「マテオともよく話しをする。アメリカでも素晴らしい経験をしているし、彼が好投するのは自分にとっても嬉しい。けど、マウンドに上がるのは一人。自分のピッチングをするだけだよ」と口にし、自分の投球に専念している。

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