上原浩治、7か月ぶり実戦登板の不安払拭 「とにかく気持ち良かった!!」
上原「投げれたってことが凄い大きな意味をもつ」
約7か月ぶりの実戦登板を果たしたレッドソックスの上原浩治投手が14日に自身のブログを更新し、新シーズンに向けた第一歩に手応えを示している。
右腕は12日(日本時間13日)のオープン戦マーリンズ戦で、6回から5番手で登場。1イニングを投げ、3安打2奪三振、1失点だった。
昨年8月7日のタイガース戦で右手首を骨折して以来、初となる実戦登板。上原は「まだまだ気持ちの入り方とかは全然だけど、投げれたってことが凄い大きな意味をもつことだったんじゃないかと思ってる。やっぱり不安だったし、本当に大丈夫かという気持ちだったからね。投げた後は、とにかく気持ち良かった!! この一言に尽きるね」と満足そうに綴った。
今季初の登板で失点を喫したものの、ジョン・ファレル監督は地元メディアに「想定通りだった。相手はヒットアンドランに成功し、ゴロがいいところに転がったが、彼のスプリットは素晴らしい動きを見せていたと思う。登板を重ねれば、腕に力は戻るだろうし、ファストボールの威力も増すと思う」と語り、上々の評価を下していた。上原自身もブログで「特に内容も決して悪いものでは無かった」と振り返っている。
今季もレッドソックスのブルペンを支える柱として大きな期待を寄せられているベテラン右腕。新シーズンでどんな投球を披露してくれるのか、注目だ。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count