語り継がれる川崎宗則の強烈キャラ 今度は「史上最高のパイシーン」に選出
地元メディアが珍企画、川崎は「エネルギーとユーモアで士気を高める男」
昨季まで所属したブルージェイズで多くのファンから愛された川崎宗則。その人気ぶりは今後も語り継がれることになりそうだ。今オフにカブスとマイナー契約を結んだ34歳の内野手が「スポーツ史上最高のパイシーン」に選出された。地元メディアグループ「スポーツ・ネット」電子版が特集記事を掲載した。
今回の特集は円周率(パイ)の日(3月14日)にちなんで、スポーツシーンで顔にパイがぶつけられた名場面を振り返るという珍企画。そのうちの一つに、ブルージェイズ時代の川崎が選出されている。
川崎は2013年5月26日のオリオールズ戦の9回に逆転のサヨナラ二塁打をマーク。通訳のいない試合後のインタビューでは「My name is Munenori Kawasaki. I am from Japan. I am Japanese!!(私の名前は川崎宗則です。日本から来ました。日本人です)」と絶叫。メモを見ながらファンへあいさつしている最中に後方からチームメイトにパイをぶつけられた。
記事では当時の様子を動画付きで紹介。寸評では「どのチームも、エネルギーとユーモアで士気を高めることができる男を必要としている。ジェイズにとってここ3年、その男はムネノリ・カワサキだった」と評している。
今季はカブスとマイナー契約を結び、開幕メジャーを目指している川崎。今月4日の練習ではチームメートに「必勝」などと書かれたハチマキをプレゼント。その後、カラオケも披露し、早くも存在感を示している。新天地でもメジャーへ這い上がり、ファンを魅了していくことができるだろうか。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count