菊池雄星にまさかの“仕打ち” 挨拶で近づいた中村、源田らに逃げられる…
思い出の詰まった若獅子寮は「外見で判断しないで」
マリナーズへの移籍が決まり、9年間過ごした西武への挨拶のために球団事務所を訪れた菊池雄星投手。報道陣の囲み取材を終えた後は、球団関係者や自主トレ中のチームメートたちに挨拶するため、西武第二球場に足を向けた。
まず訪れた室内練習場で、自主トレで居合わせた岡田雅利捕手や斉藤彰吾外野手と談笑。続いて一部工事中の第二球場グラウンドへ。こちらには中村剛也内野手、木村文紀外野手、中田祥多捕手、源田壮亮内野手の4選手。挨拶をしようと近づくと、その4選手たちに逃げられて、スーツ&革靴姿でランニングに”参加”。西武らしい”愛のある対応”でチームメートからエールを送られた。
その後、きちんと挨拶をすませると最後は、思い出の詰まった選手寮「若獅子寮」へ。「中は(設備が)すごいんですよ。ご飯も美味しいですし。外見で判断しないでください」と、報道陣の笑いを誘った菊池は、懐かしそうに若獅子寮を眺めていた。
奇しくもこの日は新人選手たちの入寮日。時間の関係で実際に新人たちと会うことはなかったが「ライオンズは先輩たちも優しいし、後輩も可愛い選手が多い。監督コーチも含めて素晴らしい方々ばかりなので、安心してプレーしてくれれば」と、今日からこの場所でプロ生活をスタートさせる後輩たちにエールを送り、思い出の場所に別れを告げた。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)