2年目飛躍へ西武・高橋光が秘める思い 「大エースの意志を受け継ぎたい」
1年目に最年少月間MVP受賞、2年目の飛躍期待される高橋光
昨シーズンについて、「思ったより充実した一年でした」と振り返る埼玉西武の高橋光成投手。「あの1ヶ月は大きかったです」と語るのは8月のこと。その月だけで4勝を挙げ、月間MVPにも輝いた。それは両リーグを通じて最年少(18歳6ヶ月)での受賞で、かつてチームのエースだった現福岡ソフトバンク・松坂大輔投手の記録(18歳10ヶ月)を更新するものだった。
「月間MVPはすごく光栄な賞なので、いただけて本当に嬉しかったです。いい一年だったけど、もちろん課題だと思ったところもたくさんありました。特に荒れ球が多くてフォアボールの数が増えてしまったこと。そうやって自分から崩れていく場面もあったので、そこは今後修正していかないといけないなと思っています」
また、昨年はシーズンを通してコンディションを保つことの難しさも痛感したという。
「一軍でローテーションを守って投げていたのは1ヶ月半くらいだったんですけど、それだけでも結構きつかったです。1年間ローテーションを守るのは相当大変なことなんだろうなと思いました」