元楽天ゴームズのDバックスでの役職に「違和感」!? 「守備はお粗末だった」
Dバックスの外野守備走塁コーディネーター就任も「その役割は違和感がある」
メジャー通算162本塁打を誇り、2016年には楽天でもプレーしたジョニー・ゴームズ氏が、ダイヤモンドバックスの外野守備走塁コーディネーターに就任したと米メディアが報じた。ただ、現役時代の守備については「お粗末だった」とされている。
ゴームズは現役時代、多くの球団でプレー。2013年にレッドソックスでワールドシリーズ制覇を経験。勝負強い打撃だけでなく、ムードメーカーとしても大きく貢献した。
2015年にはシーズン途中加入ながらロイヤルズでも世界一を経験。2016年に楽天に加入し、大物助っ人として期待されたが、打率.169、1本塁打、7打点を結果を残せず。わずか18試合の出場で出場選手登録を抹消され、家族の事情で帰国すると、そのまま退団した。
その後、昨年からダイヤモンドバックス傘下マイナーで打撃コーチに就任。そして、今季から新たな職に就くことになった。MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者はツイッターで「ダイヤモンドバックスは、ジョニー・ゴームズが球団の外野守備走塁コーディネーターに就任したと発表した」と伝えている。
もっとも、現役時代はパンチ力のある打撃には定評があったものの、守備ではまずいプレーも少なくなかった。米ラジオ局の「WEEI」は、ゴームズの外野守備走塁コーディネーター就任を伝える記事の中で「彼に与えられたその役割は違和感があるように思える。彼はメジャー時代にお粗末な守備をする外野手だったからだ。しかし、もしかしたらゴームズはその身体能力を上回る見識を備えているのかもしれない」と言及している。
ゴームズが新たな役職で手腕を発揮することになるのか、注目が集まる。
(Full-Count編集部)