岩隈久志、前田の活躍確信 日本人投手のプライド滲ませる「キレが違う」
初対決で5回途中3失点で降板も…明日開幕でも問題なし「もう大丈夫」
マリナーズの岩隈久志投手は21日(日本時間22日)、ドジャースとのオープン戦に登板し、4回1/3を8安打3失点3奪三振1四球だった。5回途中までに79球と珍しく球数も要したが、「(内容は)良かったと思います。強いボールもいっていたので」と納得の表情。登板後には、5回4安打2失点と好投した前田健太投手の活躍に太鼓判を押した。
岩隈は2点リードの初回にターナーに2死からソロ本塁打を浴びて1失点。3回は2死二塁でターナーに適時二塁打を許すと、5回1死二塁でまたしてもターナーに適時二塁打を浴び、逆転されたところで降板となった。
だが、本人は試合後に「点は取られましたけど、いいところにいってました。ある程度コントロールできて、強い球もいっていた。もうオープン戦は十分かなっていうくらいの感じのボールはいきだしたので、納得はいっています」と笑みを浮かべ、「明日開幕しても大丈夫ですか?」と聞かれると、「もう大丈夫です」とうなずいた。
むしろ、後輩の前田の投球が気になった様子。「本当はもっとじっくり見たかったですけど」と言いながら、「いいピッチングしてましたね。途中からうまく変化球を混ぜながら打たせて取れた感じで、バッター(の狙い)を絞らせないような投球に変えていたので、早速、適応しながらやっているんだなって思いました」と感心した様子で話した。