【高校野球】東邦“バンビ2世”藤嶋が圧巻投球&先制打! 先発全員安打で関東一撃破

エース藤嶋が投打で活躍、9回途中を1安打11K無失点、打線も14安打で6得点

 第88回選抜高校野球大会は22日、大会3日目を迎え、第2試合は優勝候補の一角、東邦(愛知)が関東一(東京)を6-0で下して2回戦に進出した。“バンビ2世”藤嶋が投打で大活躍。打線も14安打を放ち、効果的に得点を重ねた。

 1977年に1年生ながら甲子園に出場し、バンビの愛称で親しまれた東邦の坂本佳一投手を想起させ、“バンビ2世”と呼ばれる藤嶋。エースで4番を務める右腕が、今大会の初戦でも存在感を発揮した。

 初回、四球とけん制悪送球で2死三塁のピンチを迎えるも、4番・佐藤佑を三振に仕留める。その裏、2死三塁の場面で打席に立つとレフトへ適時打。自らのバットで先制点をもぎ取る。

 マウンドでも安定感抜群のピッチングを披露。4回まで無安打に抑えると、5回先頭の竹井に初安打を浴びるも、その後は反撃のスキを与えない。試合終了まで14人連続アウト。9回2死で降板し、完封こそつかなかったものの、圧巻の投球を見せた。

 打線も5回、浜嶋、松山の連続タイムリーで2点を加点すると、6回には6番・小西のソロ弾。8回にも2点を追加し、先発全員安打で関東一を下した。藤嶋は8回2/3を1安打、11三振を奪う完璧な内容だった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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