“高速ウォーキング”西武・田邊監督はなぜ歩く?「歩かないと気持ち悪い」
今季から始まる「パ・リーグウォーク」、田邊監督も「習慣づけすることが大切」
国民みんなの健康を実現することをビジョンに掲げ、2016シーズンよりパ・リーグ6球団共同企画としてスタートする「パ・リーグウォーク」。その企画に関して、埼玉西武ライオンズの田邊徳雄監督にインタビューを行いました。田邊監督と言えば、選手や記者を連れて歩く「高速ウォーキング」が有名です。
監督に、ウォーキングのきっかけや習慣化について伺いました。
――ウォーキングのプロジェクトに一番ふさわしい田邊監督に最初にインタビューに登場頂きとても嬉しく思います。高速ウォーキングをなさっているきっかけは何だったのですか?
「ウォーキングは、現役が終わってから始めました。始めはジョギングだったのですが、筋力が落ちてあちこち痛くなったので、ウォーキングを始めようかなと思いました。やるからには、だらだらやるより、早めの(高速)ウォーキングをしたほうが姿勢よく歩けることがわかったので、高速でどんどん歩いています。周りからは、歩く速度が速いので、ジョギングの方がいいんじゃないかと言われますが」
――どのようにして周りの方も参加するようになったのですか? 声がけとかされているのでしょうか?
「声がけしたことは全くありません。キャンプ中はホテルから球場まで、毎日歩いているうちに、みんな自然に参加するようになりました。 特に記者などは、歩いている間に話を聞きたいということで必死についてくるようです。それがだんだんと定着し、みんなで歩くようになりました。歩く速度が早いので、ジョギングする人もいますし、置いていかれる人もいます。(一説によると、4キロを36分で歩いたこともあるとか※日刊スポーツ2016年2月2日付記事より)」