楽天ドラ1オコエが2戦連続で代走で出場 会場の空気一変
本拠地スタンドから大歓声
楽天のドラフト1位・オコエ瑠偉外野手が26日、開幕から2試合連続で代走として途中出場。本拠地・コボスタ宮城の空気を一変させた。
ソフトバンク戦(コボスタ宮城)、2点を追う8回1死一、二塁。オコエは一塁走者・枡田の代走として登場した。本拠地・コボスタ宮城は大歓声。長打で本塁に返れば、同点の走者となるはずだったが、続く岡島の打球は遊撃・今宮の正面。二塁へスライディングしたものの、アウトとなった。
それでも、続く2番・銀次が同2死二、三塁から左前2点打を放ち、同点とした。この回は同点止まりだったが、オコエは9回からプロで初めて中堅の守備に就いた。9回の守りでは先頭・吉村、続く福田の中越えの飛球をキャッチ。白い歯をこぼし、またもスタンドから大歓声を浴びた。
12球団の高卒新人で唯一、開幕1軍をつかんだオコエ。25日の開幕戦では7回無死一塁でゴームズの代走としてプロ初出場した。生還はならなかったが、この時も大歓声をもらっていた。注目の高卒新人には球場の空気を一変させるパワーを持っている。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count