広島、逆転で今季初勝利 緒方監督、同点打の新井に「クロが投げると打つ」
7回9安打1失点の黒田に「ナイスピッチング」
広島は26日、マツダスタジアムで行われたDeNA戦に3-1で勝利した。通算200勝まであと7勝の黒田が先発し、9安打を許したが、粘りの投球で今季初勝利を挙げた。11安打を記録した打線は、同点打を放った新井とスタメン出場した天谷の活躍が逆転勝ちの原動力となった。
「黒田はピンチの連続だったが、粘り強く投げてくれた。ナイスピッチングだったね」
試合後の緒方監督がそう話したように、黒田は3回からは毎回のように得点圏に走者を送る苦しい投球だった。
それでも「結果が出たので良しとしたい」と今季初登板を振り返ったレジェンド右腕は、「悪い中でも、最少失点に抑えられたのでよかった」と、通算194勝目に安堵の表情を見せた。