禁止薬物で出場停止→楽天退団→メキシコ復帰のアマダーは「戦力UPさせる存在」
地元メキシコメディアが期待「パワーと経験をもたらす」
昨季限りで楽天を退団し、メキシカンリーグの古巣レッドデビルズに復帰するジャフェット・アマダー内野手に地元メディアが期待を寄せている。
2016年に楽天に加入したアマダーは、1年目は39試合出場で9本塁打も、2017年は121試合出場で23本塁打、65打点と活躍。さらに、2018年は62試合出場で打率.269、20本塁打、42打点と好成績を挙げていた。
しかし、禁止薬物への陽性反応を示したことで8月に6か月の出場停止処分を受けると、昨季限りで退団。その後、メキシコのウインターリーグに参戦し、チャロス・デ・ハリスコで27試合出場、打率.283、6本塁打、23打点と活躍。そして、レッドデビルズに復帰することが地元メディアで報じられていた。
メキシコのTV局「24HORAS」は「ジャフェット・アマダーが日本から復帰し、『戦力アップさせる存在』としてレッドデビルズに加入する」とのタイトルで特集を掲載。記事の中でも「ジャフェット・アマダーは過去3シーズンを日本の楽天ゴールデンイーグルスでプレーしていた。そして今、メキシカンリーグの王座獲得のため、戦力をアップさせる存在としてレッドデビルズニ加入する」と期待に満ちた表現で加入について伝えている。
さらに、日本での成績、ウインターリーグでの成績も紹介した上で、チームに「パワーと経験をもたらす」と言及。一塁手や指名打者としてプレーすることになると予想している。
楽天入団時には、体重135キロのNPB最重量スラッガーとして話題となった大砲。母国で輝くことができるだろうか。
(Full-Count編集部)