田中将大が8勝目を挙げた投球を振り返る 「試合の後半はスライダーが良かった」
「試合の後半はスライダーに頼って投げました」
ヤンキースの田中将大投手が粘りのピッチングで8勝目を挙げた。味方の守りのミス、突然の降雨などの不利な状況にも我慢の投球を続け、8回を4安打2四球9奪三振で1失点と好投。打線も8回に勝ち越し、3-1で勝利投手になった。これで今季11試合で8勝1敗、防御率はリーグトップの2・06。以下が会見の内容。
――味方の守備のミスがあった。自分ががんばらないといけないと思ったか。
「ミスはしたくて出るものではないし、そういう時こそピッチャーが踏ん張って抑えないといけないと思っていた」
――ヤンキースの打線が当たってないと思っていたか。
「調子が良い時もあれば、悪い時もある。ピッチャーとしては毎試合1点でも少なく、防ぐ。やることは変わらないと思っています」
――雨による中断がなかったら9回を投げていたか。
「投げていなかったと思います」
――今日良かった点はどこか。
「要所、要所で、いい球が投げられていたところ。試合の後半にはスライダーが良かったので、そこに頼って投げました」