ロッテ新助っ人バルガス、力強いスイング披露 打撃練習の動画公開、“雄叫び”も
プエルトリコのウインターリーグでは驚異のOPS1.140でMVP
ロッテの新助っ人、ケニス・バルガス内野手が自身のインスタグラムで力強いフリー打撃の動画を公開している。プエルトリコのウインターリーグでMVPに輝いた強打者は、来日へ向けてすでに準備万端のようだ。
公開された動画では、ケージの中で打撃練習を行っているバルガス。次々と投じられるボールを広角に打ち返しているが、そのスイングは力強い。4スイングの後、ケージを出る際には、後方から撮影していたカメラに向かって“雄叫び”も披露。状態は良さそうだ。
プエルトリコ出身のバルガスは、ウインターリーグではインディオス・デ・マヤグエスで31試合に出場し、打率.376、6本塁打、20打点、OPS(出塁率+長打率)1.140と驚異的な成績をマーク。93打数35安打、20三振、27四球という数字でMVPに選出された。地元紙も「満場一致」と伝えるほど、その打撃は光っていた。
昨季メジャー出場はなかったものの、ツインズ傘下3Aロチェスターで130試合出場、打率.240、21本塁打、73打点の成績だったバルガス。地元メディアは、ロッテからの要望により、バルガスはウインターリーグのポストシーズンのロースター入りはしていないと報じている。いい状態を維持したまま、ロッテに合流してくることになりそうだ。