地元メディアが前田健太に「A評価」 指揮官も「全ての球が喜び」と大満足!?

オープン戦防御率1.89、「ドジャースは先発3番手に確信を感じている」

 ドジャースの前田健太投手が27日(日本時間28日)のレッズ戦に先発し、5回1/3を投げ、4安打3失点(自責2)でオープン戦初黒星を喫した。1、2回と3者凡退に仕留めるなど好投を、デーブ・ロバーツ監督は称賛。地元メディアも最大級の「A評価」を与えている。ESPNが「ケンタ・マエダはグレードA。極上の春は続く」と特集している。

 前田は味方の2度のエラーで3回に1失点を喫したが、軽快なピッチングを続けた。6回に1死一、二塁の場面で球数が85球となり降板。交代した投手が打ち込まれ、自責2がついたものの、指揮官は日本人右腕のスプリングキャンプでのパフォーマンスに大満足しているようだ。

「前評判以上とは言わないまでも、素晴らしい。彼の準備する手法、そして、ここまでの適応はスムーズだ。キャッチャーとの意思疎通、投球能力、全てのボールは(私にとって)喜びだ」

 ロバーツ監督は先発ローテ3番手に指名した前田について、こう語ったという。オープン戦で5試合19イニングを投げ、防御率1.89という好成績を残しており、指揮官のみならず、地元メディアでも評価は高まるばかりだ。

 記事では、「ドジャースは先発3番手に確信を感じている。右腕はサンディエゴで行われる4月6日の試合でレギュラーシーズンデビューを果たすと予想されている。ドジャースが予想に反して彼を先発の2番手に押し上げなければ」と指摘。不調の続く左腕スコット・カズミアー投手の代わりに、2番手に昇格する可能性も指摘している。

 パドレスとのメジャーデビュー戦に向けて、前田はすでに最上級の評価を手にしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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