いよいよ来日したキューバ代表の主砲 DeNAに加入するユリエスキ・グリエルの偉大さ
強打だけでなく、内野ならどこでも守れる万能選手
21時間という長いフライトを経て、キューバ代表の主砲、ユリエスキ・グリエル内野手(29)がついに日本にやってきた。横浜DeNAベイスターズに加入するグリエルは今後6月2日の入団会見を経て、日本のファンの前でプレーを披露する。
契約合意に達した時点で球団の公式ホームページで「この機会をくれたDeNAベイスターズに感謝している」とあいさつをした。同選手の加入については、同HPのトップページでも大きく展開。その偉大さと入団までこぎつけた成果をアピールしている。
グリエルとは一体、どんな選手なのか。過去、WBC全3大会に出場するなど著名な選手ではあるが、ここで改めて紹介しておきたい。
☆30歳の誕生日は日本で迎える
1984年6月9日生まれの29歳。183センチ、89キロ、右投右打。
☆国内リーグでMVPに2度輝く
国内リーグでのタイトルは得点王2回、最多安打1回、本塁打王2回、打点王3回、MVP2回。
☆国際大会の経験が豊富
2004年アテネ五輪で金メダルを獲得。08年北京五輪では銀メダル。WBCには06、09、13年と3大会すべてに出場。日本戦にも出場している。
☆守備はどこでも守れる
本職はセカンドではあるが、内野ならどこでも守れる万能選手。06年の第1回WBCではセカンドで出場し、大会ベストナインに選ばれた。09年の第2回大会の日本戦ではイチローが試みたセーフティーバントの小フライをダイビングキャッチするファインプレーを見せている。