【2018年プロ野球名場面】稲村亜美、橋本環奈に樽美酒の135キロ豪速球も…始球式5選

始球式で"剛腕"を披露したゴールデンボンバーの樽美酒研二【画像:(C)PLM】
始球式で"剛腕"を披露したゴールデンボンバーの樽美酒研二【画像:(C)PLM】

18年始球式ベスト5を独自選出…稲村は大暴投も金爆・樽美酒は135キロ!

 2月のキャンプインに向けて、12球団の選手たちは各地で自主トレを行っている。ただ、2018年シーズンの興奮もまだ忘れられない。Full-Count編集部では、昨季生まれた名場面を独自にピックアップして紹介する。

 プロ野球の激闘の前で欠かせないのが著名人による始球式だろう。今回は18年シーズンに生まれた始球式の名場面ベスト5を紹介したい。

 まずは今やプロ野球の始球式に欠かせない存在となったタレントの稲村亜美さんだ。球速100キロ超えの女子右腕。7月8日のロッテ・日本ハム戦(ZOZOマリンスタジアム)で、赤のユニホーム、白の短いハーフパンツに身を包んでの登場となった。大きく胸を張るワインドアップから左足を高く上げる。目標の球速110キロも――。ファンは固唾を呑んで球速を期待したが、ボールは三塁ベンチ方向へ“消えた”。まさかの大暴投。打者役のロッテ井上は呆然。稲村さんは右手で謝るのが精一杯だった。

 2つ目はうなるような豪速球を披露したヴィジュアル系エアーバンド、ゴールデンボンバーの樽美酒研二だ。小学1年生からプロ野球選手を目指し、野球推薦で高校入学したという樽美酒。これまでに13年のソフトバンク-楽天の開幕戦で始球式を務めるなど度々大役を任されてきたが、昨年は6月28日の西武-オリックス戦で登場した。顔をいつもの白塗りでメークし、西武のユニホームを着用。堂々の投げっぷりから放たれたボールは外角高めへ外れたものの、135キロを計時した。スタンドがどよめく中、樽美酒は右手を挙げて興奮気味にガッツポーズを作った。

 3つ目は女優の橋本環奈さん。地元・福岡ヤフオクドームで行われたソフトバンク-ロッテ戦。大きく振りかぶっての投球はノーバンとならなかったものの、投球後はスタンドへ丁寧に頭を下げる愛らしい姿を披露した。

 4つ目として登場したのはソフトバンク-日本ハムのクライマックスファーストステージ第1戦(ヤフオクドーム)で登場した西野朗さん。自身初の始球式はワンバウンドとなったが、勢いのある投球を披露した。ベンチのソフトバンク工藤監督も笑顔の投げっぷりだった。

 そして、最後は7月2日の日本ハム・オリックス戦(札幌ドーム)で任された歌手のmiwaさん。右足を高く上げる投球フォームから投じられた球は見事にミットへ。投球後は白い歯を見せて打者役の日本ハム石川に駆け寄って握手。納得の投球となったようだ。

 2019年のプロ野球界。稲村はリベンジ投球を見せ、樽美酒はさらなる球速アップを見せるのか。はたまた新たな新キャラクターが生まれるのか。試合前から目が離せない。

(Full-Count編集部)

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