台湾プロ野球八百長事件に関与の元政治家、フィリピンで逮捕と地元紙報道
2010年の八百長事件に関与「台湾球界屈指の不祥事の1つ」
フィリピンの地元紙「マニラ・ブレティン」は20日、スービック経済特別区の入国管理局が2010年の台湾プロ野球八百長事件に関与した元台南県県議会議長の呉健保を逮捕したと伝えた。呉は、2014年10月に詐欺罪で指名手配されていたという。
記事では、2010年に世界を揺るがした八百長事件を「台湾球界屈指の不祥事の1つ」と表現。入国管理局で取り押さえられた王のパスポートは2017年4月で有効期限が切れており、フィリピン当局は「入国に相応しくない密入国者のため国外退去処分にする」と発表したそうだ。
当時、元阪神の中込伸が監督を務めた兄弟エレファンツも関与した大八百長騒動は、9年以上経った今でも尾を引いているようだ。
(Full-Count編集部)