ダルビッシュ復活に156勝同僚左腕が太鼓判「非常に多くの才能を持っている」

カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
カブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

エプスタイン編成本部長も自信「腕はこの上なく素晴らしい状態」

 故障のため、昨季は思うような活躍をできなかったカブスのダルビッシュ有投手。9月に右肘の手術を受け、今オフは復活に向けてリハビリとトレーニングに励んできた。現地メディアから順調な経過が伝えられる32歳右腕に対して、2019年シーズンへの期待が高まる中、カブスのセオ・エプスタイン編成本部長は「彼の腕はこの上なく素晴らしい状態」と活躍に大いなる自信を見せた。地元テレビ局「NBCスポーツ・シカゴ」が伝えている。

 18日(日本時間19日)から3日間開催されたファン感謝イベント「カブス・コンベンション」に出席したエプスタイン編成本部長は、日本人右腕について「彼の健康状態が全て」とした上で、「いいリポートを受けている。良質な筋肉を増し、柔軟性も身につけた」と現状に満足する様子だったという。

 さらに「何よりも重要なのは、彼の腕はこの上なく素晴らしい状態」と太鼓判。「ボールを投げても、腕の検査をしても、まったく違和感を感じることがない。自信を持って歩いている姿こそ、体の状態がいい証拠」と大いなる期待を寄せたという。

 地元メディアは、今オフは目立った補強のなかったカブスにとって、ビッシュダルこそが3年ぶり世界一奪還のカギになると見ている。これには、レンジャーズで同僚だった156勝左腕コール・ハメルズも賛成の様子で「健康でさえあれば、彼は球界屈指の投手」と高く評価すると同時に、「彼は本当にいいピッチングをしたいと思っている。そして、本当に多くの才能を持っているんだ」と話し、ダルビッシュの奮起に期待した。

 カブスで迎える2シーズン目。周囲の期待に応えられるような好スタートを期待したい。

(Full-Count編集部)

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