DeNAがキャンプで豪の左腕ケントをテスト 豪リーグ最多勝、地元紙報じる
今永や国吉も在籍したキャンベラで今季7勝をマーク
オーストラリアン・ベースボールリーグのキャンベラ・キャバルリーに所属する左腕スティーブ・ケント投手が、DeNAの春季キャンプで入団テストを受けると、地元紙「キャンベラ・タイムズ」が報じた。
DeNAと提携し、今永昇太投手らも在籍していたキャンベラ。そこでケントは11試合に登板して7勝1敗、防御率2.90、62イニングで76三振を奪うなど、好成績をマーク。同紙は「彼の努力にベイスターズは目を向け、2月に彼らの行う春キャンプで彼は2週間過ごすことになる」と伝えている。
貴重な機会を得ることになるケントは、記事の中で「週末にかけてベイスターズの重役の人たちがやって来て、僕は球団(キャバルリー)のGMたちと話をしたんだけど、僕の名前が彼ら(DeNAの重役)との話で出てきたんだ。彼らは僕にかなり興味を持ってくれた。春キャンプに参加するチャンスを与えてくれたんだ。トライアウトのようなものだと思うよ」とコメントしている。
DeNAにはすでにエディソン・バリオス投手、スペンサー・パットン投手、エドウィン・エスコバー投手、ホセ・ロペス内野手、ネフタリ・ソト内野手と5人の外国人選手が在籍している。そのため、ケントは「外国人枠は既に埋まっているけど、将来的に何らかの可能性が生まれるかもしれないね。もし契約出来なくても、ベイスターズとキャバルリーの関係強化においては素晴らしい機会だね」と語っている。
(Full-Count編集部)