川崎、マイナー再契約直後の一発で会場大興奮 「これこそがカワサキの力」
マイナー再契約直後の3ランが話題に、米メディア「彼を愛さずにいられない」
カブスの川崎宗則内野手がマイナー再契約直後に放った本塁打が米国で話題となっている。米テレビ局「フォックス・スポーツ」電子版が「ムネノリ・カワサキが契約解除、マイナー再契約と同じ日に本塁打を放った」との見出しで伝えている。
オフにカブスとマイナー契約を結び、メジャーキャンプに招待選手として参加していた34歳はオープン戦で好成績を収めながらも29日(日本時間30日)に契約解除となり、その日のうちに新たなマイナー契約を結び直した。そしてその直後に行われたアスレチックスとのオープン戦で途中出場すると、8回無死二、三塁の場面で右腕フェルナンド・ロドリゲスから右翼へ3ラン。会場は大歓声に包まれた。
フォックス・スポーツはこの一連の出来事について記事を掲載。「リリースされた選手が数時間後に再契約となるのは決して頻繁に起こることではないが、川崎はチャンスを得た」と伝え、直後のオープン戦で本塁打を放ったこともリポートした。
記事ではその時の様子を「スプリングトレーニングでの試合にも関わらず、ホームランの瞬間に観客は大興奮となった。川崎がベースを周る間、座っている観客はほとんどいなかった。これこそがムネノリ・カワサキの力だ。彼を愛さずにはいられない」と伝えている。