イチローがリベラに続く“満票”候補に 米メディア「スズキは殿堂入りに値する」
直近での満票殿堂入り候補にはデレク・ジーター氏の名前が
歴代最多となる通算652セーブを挙げ、ヤンキースを5度の世界一に導いたマリアーノ・リベラ氏が史上初となる投票記者全員の支持を受け米野球殿堂入りを果たした。米メディアはリベラ氏に続く満票での殿堂入りを予想し、マリナーズとマイナー契約を結んだイチロー外野手も名を連ねている。
「マリアーノ・リベラに続き、満票でMLBの殿堂入りするのは誰か?」
こう見出しを付け次なる“完全殿堂入り”候補を特集したのは米ヤフースポーツだった。記事ではリベラ氏が史上初めて満票での殿堂入りを果たしたことを伝え、「100%が達成された今、満票の仲間としてリベラに加わる他の選手が楽しみである。満票選出が出たからには、今後満票はより多く出るかもしれない。そうであるなら、我々が思っているよりも早くリベラは仲間を手に入れるかもしれない」とレポートしている。
リベラ氏に続く“完全殿堂入り”候補には2020年に候補となるデレク・ジーター氏の名前を挙げ「リベラが唯一の満票殿堂入りでいるのはたった1年かもしれない」と、最有力候補に挙げている。その他にもメジャー通算541本塁打を記録した伝説のスラッガーのデビッド・オルティス氏、通算437セーブのフランシスコ・ロドリゲス氏らに可能性があることに言及している。
そして現役選手の中ではエンゼルスのアルバート・プホルス内野手がジーター氏に次ぐ満票候補とし「プホルスは成績が素晴らしいだけでなく、球界での評判も良い」と評価。そして「自分勝手な投票者が日本でキャリア序盤を過ごしたことを不利に考えなければ、イチロー・スズキにも同じことが言えるかもしれない。メジャー以外のプレーを完全に無視したとしても、スズキは殿堂入りに値する」と、満票での殿堂入りの可能性を伝えている。
イチローは今季、3月20、21日に東京ドームで行われる開幕戦に向けトレーニングを続けている。これまで数々の記録、そして伝説を作ってきたレジェンド・イチローは今シーズンどのようなプレーを見せてくれるのか注目が集まる。
(Full-Count編集部)