大谷所属のエ軍、キャンプ招待選手のポジション振り分けに異例の「二刀流」登場
マイナー契約でメジャーキャンプ招待のウォルシュ、ポジションは「TWO-WAY」
エンゼルスは25日(日本時間26日)、スプリングトレーニングに招待選手として参加するマイナー選手21人を発表。ピッチャー6人、キャッチャー5人、内野手3人、外野手6人に加え、「TWO-WAY(二刀流)」という“ポジション“に1人が振り分けられる異例の形となった。
「二刀流」に名を連ねたのは、ジャレッド・ウォルシュ。2015年のドラフト39巡目でエンゼルスに入団した25歳で、昨季は1A+、2A、3Aの3つのカテゴリーで計128試合に出場し、通算打率.277、29本塁打、99打点。一方、投手としても3カテゴリーで計8試合に登板(すべて救援)し、1勝2敗1セーブ、防御率2.08という好成績を残している。ウォルシュは2016年にも1Aで2試合に登板した記録がある。
マイナー契約からのスタートとなった大谷も昨季はメジャーキャンプに招待選手という立場で参加。ポジションは1人だけ「投手/DH」という異例の扱いで話題となった。しかし、今年は「二刀流」というポジションが登場。新人王に輝いた大谷が米球界に与える影響は大きい。
大谷はメジャー契約を結び、開幕戦でメジャーデビューを果たしたが、ウォルシュはどうなるか。米国でも注目が集まりそうだ。
(Full-Count編集部)