昨年5月にTJ手術のシーガー、開幕「目指す」 大谷も辿るリハビリ経過は…

本拠地で開催された「ファンフェスト」に参加したドジャースのコーリー・シーガー【写真:盆子原浩二】
本拠地で開催された「ファンフェスト」に参加したドジャースのコーリー・シーガー【写真:盆子原浩二】

メジャー有数の遊撃手は「投げる」→「打つ」の順でリハビリ

 ドジャースのコーリー・シーガー内野手が26日(日本時間27日)、本拠地ドジャースタジアムで開催された「ファンフェスト」に参加。昨年5月に受けた右肘靭帯再建手術(通称トミー・ジョン手術)の回復の状況について「まだゴロを処理したり、遠くへボール投げることはできないが、ほとんどすべてのことができるようになってきた。あとはスローイングの最終段階まで行けるように努力しているところだね」と話した。

 さらに打撃についても「痛みはないし、素振りから始めて、ティーバッティング、トスバッティング、そしてフリーバッティングとなるけど、スプリングトレーニングまでには打てるようになる」と説明。順調にきているようで、表情は明るく、注目の開幕復帰については「すべていい感じできているし、セットバックもない。それを目指している」と自信をのぞかせた。

 エンゼルスの大谷翔平投手も昨年10月にトミー・ジョン手術を受け、復帰へ向けてリハビリを続けている。遊撃手と二刀流の違いはあるものの、復帰までの経過は気になるところ。術後どのくらいでスローイングや打撃を行ったかについて、シーガーは「投げるのはワールドシリーズの後、打つ方はお正月あたりだった」と明かした。大谷はスローイングを伴わないDHとして復帰する予定だが、戦列に戻れるのはいつになるだろうか。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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