日ハムドラ5柿木、吉田輝の存在が「原動力」―「2人で上がっていく意識で」

日本ハム・柿木蓮(左)と吉田輝星が新人合同自主トレを打ち上げた【写真:荒川祐史】
日本ハム・柿木蓮(左)と吉田輝星が新人合同自主トレを打ち上げた【写真:荒川祐史】

キャンプの宿舎も同部屋「扱いは慣れてるので」

 日本ハムドラフト5位の柿木蓮投手が30日、新人合同自主トレを打ち上げ、同期のライバル吉田輝に「あいつは、あいつでしっかりやっている。比べられるとかじゃなくて、自分との戦いが大事。(吉田の存在が)原動力という考え方」と話した。

 さすが、地に足がついていた。昨年は甲子園春夏連覇、夏は胴上げ投手になった柿木。自主トレのブルペンでは常に吉田輝と隣同士で投げ、2軍の沖縄国頭キャンプでも宿舎の部屋は一緒に。「とことん(一緒に)やってみる。他の人より、(吉田の)扱いは慣れてるので、いいんじゃないですか」と笑わせた。

 高校時代にもやってはいたが、股関節のトレーニングなどは、やはりプロでは量、質とも違いを感じた。ピッチングに関しては「早く100%にもっていかないと。暖かくなったら10割で投げたい。(今は)7割ぐらいはいっていると思う。いい意味で焦って、(吉田と)2人で上に上がっていく意識で」と柿木。楽しみはエメラルドブルーの沖縄の海。「釣りも好きなので楽しみ」と31日のキャンプ出発を心待ちにしていた。

(細野能功 / Yoshinori Hosono)

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