足首捻りヒヤリも…日ハム栗山監督、大谷の積極走塁を評価「気持ちが大事」
途中交代も9日の登板に支障なし、三塁でタッチアウトも「前にいくことは全然いい」
日本ハムの栗山英樹監督が、大谷翔平投手のアグレッシブな走塁を評価した。
大谷は6日の西武戦(西武プリンスドーム)で「5番・DH」でスタメン出場した。6回2死の第3打席で右中間へ強烈な打球を放ち一気に三塁を狙ったが、タッチアウト。二塁を回って三塁を狙う途中で左足首を捻っており、9回先頭で代打・近藤を送られ途中交代していた。
9日の楽天戦(コボスタ宮城)での先発登板には支障はない模様だが、周囲をヒヤリとさせる一幕。野手で出場すれば、故障のリスクが増える―。投手専念論が根強い二刀流・大谷には永遠のテーマと言えるが、試合後、栗山監督は21歳のアグレッシブな走塁を評価した。
「なんとかしようという気持ちが大事。もちろん、状況判断はしないといけないけど、転んだことに問題があるわけで。前にいくことは全然いいんだ」
3点を追う6回2死。次打者はこの試合で先制2号ソロを放つなど長打力のあるレアードで、二塁でも三塁でも安打一本で生還できる状況だった。