前田健太、衝撃の一発 ”投手デビュー弾”は名門ドジャースで69年ぶり快挙
デビュー戦でソロ弾、チームの2016年初本塁打は歴史に残る一発に
ドジャースの前田健太投手が6日(日本時間7日)の敵地パドレス戦でメジャーデビューを果たし、6回5安打無失点4奪三振無四球無失点の完璧なピッチングを見せた。4回の第2打席ではメジャー初のホームランを放ち、投打両面で大活躍。7-0での勝利に貢献し、メジャー初白星を手にした。
米メディアによると、投手によるメジャーデビュー戦での本塁打は、名門ドジャースの歴史で69年ぶりの快挙。まさに歴史的なデビューとなった。
初回からキレのある直球とスライダーを軸に、快調に飛ばした前田。ピンチを招いても動じず、丁寧にボールを投げ込んでいった。そして、無失点の好投を見せていた右腕が、誰も予想しなかった形で見せ場を作ったのは4回だ。1死走者なしで打席に立つと、2ストライクから相手先発キャッシュナーのスライダーをレフトスタンドへ叩き込んだ。
パドレスとの開幕3連戦で25点を奪ったドジャースだが、これがチームの2016年シーズン初本塁打。そして、この強烈な一撃はワールドシリーズ制覇6度を誇る名門の歴史に名を刻むものとなった。