チーム最年長の中日山井がチーム初の100球超え 128球投げ「予定になかったけど…」

与田剛監督の前で今キャンプでチーム初となる100球超えの投げ込みを行った中日・山井大介【写真:福谷佑介】
与田剛監督の前で今キャンプでチーム初となる100球超えの投げ込みを行った中日・山井大介【写真:福谷佑介】

見守った与田監督も期待「頑張ってもらわないと」

 中日の山井大介投手が3日、今キャンプでチーム初となる100球超えの投げ込みを行った。沖縄キャンプ3日目、キャッチボールやノックを終えると、1番乗りでブルペンへ。そこから熱のこもった投球を続け、球数は128球に登った。投げ終わった頃には他の投手陣は全てピッチングを終えており、山井ただ1人が残っていた。

 岩瀬仁紀元投手や荒木雅博元内野手(現2軍内野守備走塁コーチ)が引退し、チーム最年長に。40歳の右腕がチームの投手陣で初めての100球超えに。投げ終えた右腕は「予定はなかったけど、思った以上にズレが生じていて、確認していたら、思った以上になってしまった」と振り返った。

 今季からナゴヤドームのマウンドがこれまでよりも固いものになることから、キャンプ地のブルペンも固いものに。そのマウンドへのアジャストさせることに取り組んでおり、この日もマウンド後方のモニターで何度もフォームを確認。「体の張りも全然違う。第2クールくらいまでに感じをつかめれば」と語っていた。

 ブルペンでの熱投を見守った与田剛監督は「バランスよく投げていたね。頑張ってもらわないと」とチーム最年長の右腕に期待を寄せていた。

(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)

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