イチローもブレイディを「知ったはず」 スーパーボウル6度目VでMLB公式が指摘!?
2017年のキャンプ中はブレディを知らず…6度目Vで「イチローはおそらく知っただろう」
NFL王者を決める「スーパーボウル」が3日(日本時間4日)に行われ、ペイトリオッツがラムズを13-3で下して優勝を飾った。QBトム・ブレイディは選手として史上最多6度目の制覇。MLB公式サイトは、かつてブレイディの名前を知らなかったことで大きな話題を呼んだマリナーズのイチロー外野手が、今回の優勝で「知ったはずだ」と伝えている。
特集を組んだのは、MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」のスペイン語版「Corte4」。そのタイトルはずばり「イチローはおそらくトム・ブレイディを知っただろう」。
記事では、ブレイディが「NFL史上最もスーパーボウル優勝回数が多い選手となった」と言及。その一方で、世界にもブレイディを知らない人がいるかもしれないとして、「このグループの中には日本のイチロー・スズキが含まれていた。彼はメジャー史上最高の選手のひとりである」と指摘している。
そして、2017年のスプリングトレーニングでのあるエピソードを紹介。「2017年のスプリングトレーニング、イチローは知らない番号からメッセージを受けた。そのメッセージの中でブレイディはイチローと会い、ストレッチについて学びたいと伝えた」というものだ。ところが、イチローは当時、ブレイディの名前が分からなかったという。この話は昨年5月に名物記者のピーター・ギャモンズ氏が米メディア「ジ・アスレチック」で伝え、大きな話題となっていた。
「Corte4」は「ブレイディは最高峰を学ぼうとしたのだ。もはやイチローは、ブレイディにメールや電話を返すことをためらわないだろう。イチローとブレイディが一緒にトレーニングする姿を是非とも見たい」と特集を締めくくっている。ブレイディが再びオファーを出すことはあるのだろうか。
(Full-Count編集部)