田中将大、今季2試合目の登板も初勝利ならず 5回2失点、同点で降板
3回までに71球と苦戦もマッキャン同点弾で黒星消える
ヤンキース田中将大投手は12日(日本時間13日)、敵地でのブルージェイズ戦に先発し、5回2失点(自責2)で勝敗はつかなかった。
スライダーの制球が定まらなかったこの日は、初回から球数がかさむ苦しい投球となった。1回は2死まで順調に奪えたが、3番バティスタ、4番エンカーナシオンに追い込みながらも四球を与え、3死を奪うまで29球を要した。
味方打線が1点先制に成功した直後の2回も、先頭コラベロを追い込みながら四球で歩かせるスタート。だが、後続3人を3奪三振に抑えて難を逃れた。
失点したのは3回。先頭ピラーに死球、続くドナルドソンにセンター前安打とされて、無死一、三塁となったところで、3番バティスタに右中間二塁打されて2失点。逆転を許した。
3回を投げ終えて71球と球数がかさんだが、4回はわずか8球で3者凡退、5回も走者を三塁に進めながら無失点。5回を投げ終えたところで、3安打6奪三振5四死球、92球(54ストライク)で降板した。
1点ビハインドの状態で降板したが、6回表に捕手マキャンが同点ソロ弾を放ち、田中の黒星は消えた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count