「山陰のジャイアン」ことDeNA白根が待望のプロ初1軍昇格

ファームで打率3割7分2厘、プロ5年目で初の出場選手登録

 昨年、12球団トライアウトからDeNAに入団した白根尚貴内野手が、プロ5年目で初めて出場選手登録された。代わって、12日の阪神戦で5回4失点だった久保康友投手が次週登板機会なしのため、抹消となった。

 ついに1軍でベールを脱ぐ。開星高(島根)時代に100キロを超える体重で投打ともに魅力あるプレーを甲子園で見せ、「山陰のジャイアン」と呼ばれ注目を浴びた。2011年ドラフト4位でソフトバンクに入団。プロ入り後、野手に専念し、減量などでスリムな体型になったが、なかなかプロの壁を突破できなかった。

 その後、育成契約となるも昨年オフに自由契約を望み、トライアウトに参加。7打席で3安打を放ち、アピールに成功。DeNAへの支配下選手での入団が決まった。

 今年はイースタンで23試合に出場し、86打数32安打、打率3割7分2厘、2本塁打、8打点と結果を残していた。好調ぶりをそのまま1軍の舞台で発揮できるか、期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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