元巨人マイコラス、開幕前にも契約延長か? 地元紙予想「3月にも交渉進展」
メジャー復帰1年目の昨季は18勝4敗で最多勝獲得
バッテリー組のキャンプインが目前に迫り、メジャーも徐々に盛り上がりを見せてきた。ブライス・ハーパー外野手(ナショナルズFA)、マニー・マチャド内野手(ドジャースFA)らFA目玉選手の去就はまだ未定だが、多くのチームは戦力補強を終えた。4年ぶりの地区優勝、そして8年ぶりのワールドシリーズ制覇を目指すカージナルスもその1つだ。
新シーズンのスタートを切るにあたり、地元紙「セントルイス・ポスト・ディスパッチ」では今春の注目点に関する特集記事を掲載。その中で、元巨人で昨季最多勝に輝いたマイルズ・マイコラス投手が3月にも契約延長するのではないかと予想している。
記事では、過去10年を振り返ると、アダム・ウェインライト、ヤディエル・モリーナ、マット・カーペンター、コルテン・ウォンら主力選手が春に契約延長したことを指摘。さらに、昨年もレギュラー遊撃手のポール・デヨングが6年2600万ドル(約28億5800万円)で契約延長を行っている。特集では「春の恒例」は今季も継続されるであろうと予測。オフにダイヤモンドバックスからトレードで獲得したポール・ゴールドシュミット内野手に加え、マイコラスとも延長交渉が行われるであろうとした。
2017年オフに2年契約を結んだマイコラスは、今季終了後に契約満了を迎える。記事では、メジャー復帰1年目の昨季に18勝4敗という好成績を挙げた右腕が「いかにカージナルスが自身にとって“好相性”であるか、そしていつでも長期契約交渉に応じる」意向を明かしていると言及。球団と代理人が初期段階の会話を始めていることに触れ、「両者とも3月にも交渉を進展させようとしている」と伝えた。
昨季は逆輸入スターとして沸かせたマイコラス。開幕前に長期契約をまとめ、カージナルスで迎える2年目も先発ローテの柱として、チームを優勝に導きたい。
(Full-Count編集部)