楽天銀次と「吟じ」てみた 倍率400倍、“激レア”バイトにファン感激
パ・リーグとアルバイト求人情報サービス「an」の企画で実現
2月3日、天候に恵まれた沖縄県・久米島の楽天がキャンプのイベントを、楽天・銀次内野手と一緒に2人の大学生アルバイトが場内を盛り上げた。
その大学生アルバイトは宮城・仙台市出身で県内のテレビ局でアルバイトしている畑中誓太さんと、09年から銀次のファンで楽天球団への就職を考えている栃木・宇都宮市の吉田裕美さんの2人。畑中さんは震災経験後、銀次選手のガッツあるプレーに勇気づけられ、吉田さんは10年ほど前から楽天を応援する大ファンだ。
パ・リーグオフィシャルスポンサーのパーソルグループのパーソルキャリア株式会社が運営するアルバイト求人情報サービス「an」は、1日限りのスペシャルなバイト「an超バイト」を企画。この日は『銀次と“吟じ”る「銀次バイト」』が実施され、畑中さんと吉田さんは、なんと詩吟を披露する他、キャンプの視察や「久米島フェスティバル」への参加など、楽しくアルバイトに従事することになった。
このバイトは全国どこからでも交通費と宿泊費が全額支給。銀次との記念写真やサイン入りグッズも手に入るという激レアバイトだ。日給は5万円で1月16日から募集を開始し、わずか2名の枠に803名もの応募が集まった。倍率約400倍の中から2人は選ばれた。
久米島野球場に「出勤」した2人は、まずグラウンドで練習を眺めながら、スタンドで短冊に自作の詩をしたためた。全体練習が終わった午後、いよいよ詩吟を披露する時がやってきた。会場となる球場正面には、報道陣が多数集結。楽天・山崎剛内野手と島内宏明外野手も応援に駆け付け、沖縄の民族衣装に身を包んだ銀次とともに、畑中さん、吉田さんが登場した。