巨人、前回対戦で完封許した黒田に“リベンジ” 6点奪取で接戦制し首位浮上

村田、クルーズに一発、広島は新井が通算1992安打目の同点打も…

 2位巨人は16日、本拠地での首位広島戦に6-5で勝利した。村田修一内野手の1号ソロなどで、前回対戦(2日)で完封負けを喫した黒田博樹投手から8安打6得点。先発・田口は3回4失点と崩れたものの、中継ぎ陣が踏ん張り、ベテラン右腕に“リベンジ”を果たした。

 初回、巨人は黒田から2死一、二塁とチャンスを作ると、クルーズのライトへのタイムリーで先制。なおも二、三塁で亀井が2点タイムリーを放ち、3-0とした。

 広島が2回に石原の適時打で1点を返すも、その裏にギャレットが2死二塁からタイムリーツーベース。再び3点差とする。

 ただ、好調の広島打線は3回に反撃。無死一、二塁でルナが田口からセンターへタイムリー。エルドレッドが死球で出塁し、無死満塁とすると、新井がレフトへ2点タイムリー。通算1992本目のヒットで同点に追いついた。

 試合は振り出しに戻ったが、巨人はその裏、村田がライトへ今季1号となるソロを叩き込んで勝ち越し。4回にエルドレッドが同点打を放ったものの、5回には先頭のクルーズが左中間へ勝ち越し弾を叩き込み、黒田から6点目を奪った。

 巨人は救援陣がピンチを招きながらもリードを守りきり、6-5で勝利。首位に浮上した。黒田は今季初黒星となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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