7戦無失点の上原浩治を地元メディア絶賛 「魔法取り戻した」「6歳若返った」

1回をわずか10球で抑えて5ホールド目、今季は未だ無失点と好調

 レッドソックスの上原浩治投手が16日(日本時間17日)、本拠地ブルージェイズ戦で4-2とリードして迎えた8回に登板した。先頭打者はバントヒットで出塁を許すも、後続をダブルプレーなどで打ち取り、1イニングをわずか10球で無失点で抑えた。

 今季7試合に登板し、無失点という充実ぶりに、地元テレビ局は「魔法を取り戻した」「6歳若返った」と絶賛している。試合は4-2でレッドソックスが勝利し、上原は今季5ホールド目を記録した。

 今季からセットアッパーに転向した上原は、先発のエース左腕プライスからマウンドを引き継ぎ、8回から登場した。先頭の俊足カレーラには三塁線への巧みなセーフティバントを決められ、いきなり出塁を許す。しかし、上原は動じなかった。続くピラーは3球目のスプリットでショートゴロに仕留めてダブルプレー。最後は昨季ア・リーグMVPの強打者ドナルドソンをファーストフライに打ち取った。

 わずか10球のピッチングでキンブレルにバトンを渡すと、新守護神は3者三振の快投で9回を締め、レッドソックスが4-2で快勝した。

 今季7試合無失点という圧倒的なパフォーマンスを見せる日本人右腕を、地元テレビ局「ニューイングランド・スポーツネット」の解説陣は絶賛している。

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