西武多和田、復帰後初ブルペン入りで122球 「この感覚を忘れずに次も…」
12日は体調不良で休養、復帰後初となるブルペン入りした多和田
西武・多和田真三郎投手が第4クール初日となった15日、復帰後初のブルペン入りを果たし変化球を交え122球を投げ込んだ。12日は体調不良で休養、13日は別メニュー調整だったが順調な回復ぶりを見せつけた。
「感覚を忘れたくない」と、13日にブルペンで傾斜を使ってのキャッチボールを行っていた多和田。この日は捕手を座らせての122球を投げ込んだ。「きょうはバランスが良かった。今年は投球の感覚がずっといいです。この感覚を忘れずに次も投げられたら」と、体調不良の影響もなく、順調な調整ぶりをうかがわせた。
この日のブルペンでは「ここまで変化球を投げていなかったので」と、後半はカーブとスライダーの2種類のみを投じ、その感触を確かめていた。
体調不良で1日休んだものの、着実に調整してきている昨年の最多勝右腕。紅白戦での登板は17日の予定だという。「今、自分はいい感覚で投球できていますが、打者と対峙してどうか」。紅白戦を含む今後の実戦で確認していくつもりだ。
(岩国誠 / Makoto Iwakuni)