カブスの命運はダルビッシュが握る MLB公式「健康でプレー可能ならば…」
MLB公式サイトが展望「カブスが優勝できるか、分かれ道となり得る」
メジャーリーグは各球団のバッテリー組のスプリングトレーニングが始まり、遅れて野手のトレーニングも始まる。キャンプインを迎え、MLB公式サイトは各地区の展望記事を特集。各チームごとに記者が4つの疑問を考察しており、ナ・リーグ中地区のカブスでは、右ひじの手術からの復帰を目指すダルビッシュ有投手について言及されている。
移籍初年度だった昨季は右肘の手術のため、シーズン途中でチームを離脱。その後は復帰を目指してリハビリを行ってきた。記事では「ユウの近況は?」との疑問が。MLB公式サイトは、地元テレビ局「WGN」のカメラマンであるスティーブ・ショイアー氏のツイッターを引用し、これを考察している。
ショイアー氏は11日(日本時間12日)に自身のツイッターでダルビッシュの状態を伝えており「ユウ・ダルビッシュは今日マウンドから45球投げ、“本当に”良い投球だった。彼自身もまた良い感触を持っており、自分に対する球団の投資額は、昨年もそして現在も相応しいものだと証明することを望んでいる」と状態が良好であることを伝えている。
これを受けて、MLB公式サイトの記事では「ダルビッシュが健康であり、プレー可能であるかどうかが、このタフな地区でカブスが優勝できるか、それとも3位か4位でシーズンを終えるかの分かれ道となり得る」と右腕の成績がチームの命運を握っていると強調。ダルビッシュが今季のカブスのキーマンに挙げている。
(Full-Count編集部)