田中将大の状態に監督が太鼓判 昨季の活躍を改めて絶賛「最高の投手だった」
ブーン監督が状態に太鼓判「タナカへの期待はずっと力強い投手でい続けること」
ヤンキースの田中将大投手について、MLB公式サイトは14日(日本時間15日)に「タナカがオーストラリア滞在後予定を早める、ヤンキース投手陣がキャンプ到着前に微調整」とのタイトルで特集を掲載。もし田中が今シーズン期待通りに活躍すれば、オーストラリアでの自主トレが鍵になるかもしれないとした。
記事では、田中がこの冬、楽天時代のチームメートとともにオーストラリアのゴールドコーストで約2週間過ごしたことを紹介。「タナカは彼の投球プログラムはいつもよりも進んでいると話した。また、オフシーズンでこの旅が良いチューニングとなり、それが実を結んでほしいとも語った」と伝えている。
昨季の田中はオールスター前の15登板で防御率4.54だったのに対し、オールスター後の12登板では防御率2.85と好投を続けた。アーロン・ブーン監督も地元メディアの取材に対して「彼はとても良い状態だ。自分のタナカへの期待はずっと彼がそうであるように彼が力強い投手でい続けることだ。彼はほぼ間違いなくシーズン終盤で最高の投手だった。もう一度ローテーションにおいて主軸になることを非常に期待している。彼はこの冬もトレーニングに励んだ」と、今季への期待を明かしている。
記事内では、田中が2014年に負った右肘靭帯部分断裂についても注目。ブーン監督は、田中が右肘の状態には常に注意しなければならならないものの、緊急を要するものではないとも語ったという。そして、「彼の準備方法やコンディション管理方法、彼の周囲にいる医療チームの助けのたまものになっている。これらの疑問が一見いつも彼を取り巻いても、彼は何年も高いレベルで活躍できる投手だ」と太鼓判を押している。昨季は走塁での不運な故障もあった田中。今季は万全な状態での活躍に期待がかかる。
(Full-Count編集部)