0勝2敗の日ハム大谷が月間MVP候補 勝ち星なしも防御率はリーグ4位の1.86
援護に恵まれず勝ち星なしも…24日初勝利で大逆転での月間MVP獲得なるか
セ・パ両リーグは3・4月に最も活躍した投手、打者に贈られる「日本生命月間MVP」の候補選手を発表。パ・リーグ投手部門ではここまで0勝2敗の日本ハム・大谷翔平が候補選手に選ばれている。
大谷は3月25日のロッテ戦(QVCマリン)で2年連続開幕投手を務め、7回3失点に抑えたものの、ロッテ・涌井に投げ負け今季初黒星。4月1日のソフトバンク戦(静岡)は6回1失点も救援陣が崩れ、勝ち星はつかなかった。
10日の楽天戦(コボスタ)は8回1失点完投したが、チームは0-1で敗れ2敗目。17日のロッテ戦(札幌ドーム)では125球を投げて8回2失点も打線の援護に恵まれなかった。リーグ4位の防御率1.86 で、開幕から4試合連続でクオリティースタート(6回以上を自責3以下)を達成しているものの、まだ勝ち星に恵まれない。
昨季は3、4月で5勝0敗、防御率0.80で、文句なしで月間MVPに選ばれた。次回は24日のソフトバンク戦(ヤフオクD)での登板が予想されている。今季初勝利と共に、大逆転での月間MVP獲得はなるか。
【パ・リーグ投手部門の候補選手】(成績は19日時点)
西武・岸孝之
4試合、2勝2敗、防御率1.29
ソフトバンク・バンデンハーク
4試合、3勝、防御率1.55
楽天・釜田佳直
4試合、1勝、防御率1.75
日本ハム・大谷翔平
4試合、2敗、防御率1.86
楽天・美馬学
3試合、2勝、防御率1.90
楽天・則本昴大
4試合、3勝1敗、防御率2.70
ロッテ・涌井秀章
4試合、4勝、防御率3.04
ロッテ・西野勇士
8試合、1勝6セーブ、防御率1.13
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count