“韓国50発男”朴炳鎬が2戦連続特大弾 際立つパワーでシーズン46発ペース
左翼スタンド2階席へ今季4号、最近4試合で3発とペースアップ
ツインズの朴炳鎬内野手が、19日(日本時間20日)の本拠地ブルワーズ戦で自身メジャー初の2試合連続ホームランを放った。今季デビューした韓国人スラッガーは、これでシーズン4本塁打目。最近4試合で3発とペースを上げてきており、いずれも特大弾ということもあって、地元メディアの注目度も上がってきている。
朴はこの試合、2回にセンター前ヒットを打つと、3点を追う8回にパワーを見せつけた。1死走者なしで右腕ソーンバーグの初球のカーブを強振。ターゲット・フィールドの左翼スタンド2階席に突き刺す特大の一発を放った。チームはこの回、さらにロサリオの2ランが飛び出して同点に追いついたが、9回に1点を勝ち越されて5-6で敗戦。だが、朴の存在感は光った。
韓国ネクセンで2012年から4年連続ホームラン王&打点王の2冠に輝き、14年に52本、15年には53本と2シーズン連続で50本塁打以上をマークしたスラッガー。そのパワーは、メジャーの強打者と比べても見劣りしない。
8日(同9日)のロイヤルズ戦で放ったMLB初本塁打は、広い敵地カウフマン・スタジアムの左中間スタンド2階席に叩き込んだ。16日(同17日)のエンゼルス戦では、ターゲット・フィールドのセンター上部に設置された客席に突き刺す一発。推定飛距離462フィート(約141メートル)は、2010年に開場した本拠地で史上5番目の特大弾だった。
そして、この試合の前日となる18日(同19日)のブルワーズ戦では、逆方向の右中間スタンド2階席へ着弾する勝ち越しソロ。4本とも打った瞬間に本塁打と分かる完璧な打球で、米国のファンやメディアの度肝を抜いている。