日ハムドラ1吉田輝星、制球力アップに自信「そこがしっかりすれば」
22日にシート打撃で登板「打者を目印に投球のイメージができる」
日本ハムのドラフト1位の吉田輝星投手は21日、制球力アップに自信をのぞかせた。沖縄・国頭での2軍キャンプの最終クールがスタート。16日の1、2軍合同の紅白戦は制球が乱れ、1回2四球1安打1失点。甘く入った直球を大田泰示に中越えソロとされた。「最近はリリースポイントがおかしかったので、そこがしっかりすれば(問題ない)」と課題を挙げた。
22日にはシート打撃での登板。その後は教育リーグでの対外試合での登板がある。「打者が立っている時に投げた方が、打者を目印にしてピッチングのイメージができるからいいです」と前向き。2軍は23日に沖縄キャンプを打ち上げる。この日はランニング量を増やしたといい、「あと3日なので多めに走りました。もちろんケガをしない程度に」と振り返った。
人生初の沖縄で1か月近く続いたキャンプ。秋田県・秋田市出身で寒い土地で育った右腕は、「(1月の)新人自主トレより暖かいところで過ごせて、しっかり練習できました。(前日の休みは)部屋でゆっくりして体も休められました。出掛けるところもないので…」と笑顔。期待値は高い18歳だが、背伸びをしすぎず、じっくりと調整を続けていく。
(沢井史 / Fumi Sawai)