SB五十嵐、左太腿裏肉離れで抹消 工藤監督「何日か様子見るしかない」
寺原が今季初の1軍へ、「ロングリリーフも」
22日、ソフトバンクは21日の練習中に左太腿裏肉離れを起こした五十嵐亮太の登録を抹消した。工藤公康監督は「何日か様子を見ないとね。自宅静養という形にして、そこからということになる」と語った。
セットアッパーとしての経験が豊富な五十嵐の離脱は痛いが、「8回は誰と決めているわけではないので」と工藤監督。代わって、寺原隼人が23日に登録される予定だ。
「(寺原は)フォームの方でも状態がいいと聞いている。(8回を任せる)候補ではあるけど、7回、8回、9回を投げるピッチャーはほかにもいるからね。寺原なら、先発が崩れたときのロングリリーフだったりも考えられる」
寺原はファームで5試合に登板し、1勝0敗、防御率1.00の成績を残している。五十嵐に負けない高い経験値を誇る右腕の昇格は、改めてホークスの選手層の厚さを見せつける形となりそうだ。
【了】
藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura