ダルビッシュ、実戦復帰は延期も…5月中旬メジャー復帰に大きな変更なし

変化球の出来に不満? リハビリ登板を27日→5月2日に変更へ

 レンジャーズのダルビッシュ有投手が変化球の仕上がりに満足せず、実戦復帰を遅らせることになったと、ESPNが報じている。

 昨年3月に右肘靭帯損傷でトミー・ジョン手術を受けたダルビッシュは21日(日本時間22日)に本拠地グローブ・ライフ・パークで打撃投手を務めた。ブレット・ニコルス、ブライアン・ホラデイ、ジョシュ・ハミルトンを相手に計47球。22日(同23日)の肘の様子を見て、26日(同27日)に2Aフリスコでリハビリ登板に臨む予定だったが、計画は翌日に変更になった。

「彼はもう一度ブルペンで投げる必要を感じたようだ。力のあるボールを投げることができたと感じていたが、彼の変化球については本当に満足したわけではなかった」

 記事によると、ダグ・ブロケイル投手コーチはこう語ったという。前日、女房役を務めたクリス・ジメネス捕手は「彼のファストボールは凄く伸びていた。ストライクゾーンに決まっていたし、最後の8フィート(約2.5メートル)でもう一段階ギアが上がる感じなんだ」と絶賛し、豪速球復活に太鼓判を押していたが、右腕は変化球に不満を抱いていたようだ。

「この男はボールにスピンをうまくかける。現在の不満を乗り越えることができればね…。チェンジアップもカットボールもファストボールも仕上がっている。スライダーとカットボールは最高だ。カーブがそこまでの出来ではないと感じているようだ。チェンジアップも時々変化が足りない。でも、それはしばらく投げていなかったからだ。ファストボールとカットボールとスライダーがある。チェンジアップとカーブにそこまで手応えがないようだ」

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