今季10勝目の田中将大に称賛の嵐 ヤンキース監督も「彼の存在は本当に、本当に大きい」

ジーター「彼はヤンキースにとって頼りになるヤツ」

 11日(日本時間12日)のマリナーズ戦で今季10勝目を挙げたヤンキースの田中将大投手に対して、地元メディアや監督、両軍の名手らから称賛の嵐が巻き起こっている。MLB公式サイトでは「タナカはマリナーズ戦での完投勝利で11奪三振を挙げる」という見出しで試合を特集している。

「これまで13試合に先発したマサヒロ タナカはチームを助けるためにもっとやらなければいけないと常に主張しているが、この言葉はジョークとなりつつある。彼の考えでは、完璧にわずかでも満たないものは改善の余地があるということなのだ」

 記事では今季メジャーで唯一13試合全てでクオリティー・スタート(6回以上を自責3以内)を続けている田中の完璧主義者としての一面をこう表現している。

 9回1アウトまで完封ペースだった田中は、昨季までヤンキースで活躍していたロビンソン・カノ二塁手に2ランホームランを許した。だが、その後をきっちりと抑え、4-2で今季2度目の完投勝利。ブルージェイズのマーク・バーリー投手と並ぶメジャー最多の10勝目をマークした。

「彼はヤンキースにとって頼りになるヤツだ。自分たちがチームとしてどんなプレーをしているかに関わらず、彼がマウンドに立つだけで相手をシャットダウンしてしまうように思ってしまう。彼はものすごく、勝てるチャンスを我々にもたらしてくれる。その姿をずっと自分たちは目撃し続けているんだ」と主将のデレク・ジーターは称えている。

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