MLB導入検討の「ピッチクロック」“罰”は3月中旬のOP戦からか
MLB機構が試験導入中の「ピッチクロック」の概要を発表
米大リーグ機構(MLB)は22日(日本時間23日)、今春のオープン戦から試験的に導入した「ピッチクロック」の概要を発表した。MLB公式サイトが報じている。
「ピッチクロック」は試合時間の短縮を目的として、投手の投球間隔を20秒に制限するルール。今春のオープン戦では段階を踏んで試験導入される。オープン戦は21日からスタートしたが、24日まではペナルティーはなく審判が20秒を測るだけ。週明けの25日からは審判が違反した選手と首脳陣に対してイニング間に通達するという。
罰則が加えられるのは3月のオープン戦後半からとなりそうだ。今後のMLBと選手会の話し合い次第となるが、投球間隔が20秒を超えた投手には1ボールが加算。また、打者は20秒間の残り5秒で打席に入っていない場合は1ストライクが科されるという。
マイナー戦ではすでに2015年から導入されたピッチクロック。「間」のスポーツである野球を変えそうな時短ルールが正式採用されるのか注目される。
(Full-Count編集部)