ガードナーがサヨナラ弾も…田中将大を「もう少し援護してあげられれば」

好投の田中は7回で降板も、救援陣を信頼「本当に頼りがいがある」

 本拠地で行われたレイズ戦で、7回5安打2失点と2試合連続のハイクオリティースタート(7回以上を自責2以下)としたヤンキース田中将大投手が、リリーフ陣に対する絶対的な信頼を明かした。

 球団公式サイトでは、ジラルディ監督は7回に同点に追いつかなければ、8回も田中に続投させるつもりだったが、代わりにベタンセスを投入したことを紹介。守護神チャップマンを出場停止処分で欠く中、「今季ヤンキース先発投手の中で7回を投げ終えたことがあるのは田中だけ。(ベタンセス、ミラーまでの)中継ぎ陣温存を可能とするため、田中が長いイニングを投げられることを何よりも価値があること」と評価している。

 その田中は、昨季同様、安定感ある投球を続けるベタンセスとミラーについて「彼らは本当に頼りがいがある。僕は完全に信頼しきっています」と通訳を介してコメントしている。

 一方、7回に同点打、9回にサヨナラホームランを放ったこの日のヒーロー、ガードナーは、力投した田中について「素晴らしい仕事をしてくれたと思う。本当だったら、もう少し援護点を取ってあげらればよかったんだけど」とエースを思いやる発言をしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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